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ツッコミお待ちしています

Kindle Paperwhiteを買いました。

ハードウェア Kindle

今までスマホでKindleアプリを使って電子書籍お試しライフを送っていたのですが、ついにAmazonでKindle Paperwhiteをポチりました。

  • スマホからPaperwhiteに乗り換える過程で考えたこと
  • 実際にPaperwhiteを使ってみて感じたこと

などをちょっと書いてみようと思います。

そもそも、Kindleは便利なのか

結論から言うと、ものすごく便利です。

近年の電子書籍の隆盛を眺めながらも「紙の本が好き」派だったので、「イマイチだったらやめる。スマホ使えば初期投資も少ないし」という懐疑的な態度でKindleアプリを使い始めたんですが、Kindleは想像以上に便利でした。

Kindleのメリット・デメリットなんて既に語り尽くされていると思いますが、僕が感じたことを簡単に書いておきます。

メリット

本棚の肥大を気にすることなく本を買える

紙の書籍は嵩張りますし、積まれた本に虫が湧いてくるかもしれません。
しかし、Kindleならそんな心配はありません*1

最速の24時間配送

いくら近年の物流網がすごくても、配送まで最短でも半日はかかります。
しかし、Kindleの場合、注文後、遅くとも数分程度で読み始めることができます*2

受け取りが楽

Amazonで紙の本を買って配送してもらう場合、配達時に家に居たりコンビニまで取りに行ったりする必要があります*3
しかし、Kindleなら読みたい端末まで自動的に届けてくれます。さらば不在通知!

ライトがある

多くの電子書籍端末やスマホには光源がついているため、部屋の電気を消してベッドに寝転がりながら本を読むことができます。
そして、本を読んでいる途中に眠くなったら、そのまま寝られます*4

デメリット

読みやすさは紙の本には及ばない

わずかではありますが、やはり紙の本の方が読みやすいです。
僕の場合、漫画やちょっとした小説を読む分には電子書籍でも全く気になりませんが、大判の技術書などを電子書籍で読むのは今のところあまり気が進みません。

ワンクリック注文の魔力

先ほど書いた「続刊を注文してすぐに読める」という特長のせいで、気をつけないとクレジットカードの請求額が大変なことに……w

その他

本棚を持ち歩くということ

iPodが「ジュークボックスを持ち歩く」製品だったなら、電子書籍リーダーは「本棚を持ち歩く」製品だと思います。
しかし、Paperwhiteの場合、ストレージが2GB(システム使用分含む)な上、SDカードなどにも非対応なので、好きな本を片っ端から入れておくといった使い方はできません。

スマホとかだと大容量のSDを挿すことによってある程度なんとかなりますが、大量の本を上手く整理する方法がKindleアプリにはないため、使い勝手はイマイチです。
このあたりは改善を期待したいところです。

Kindle Paperwhiteを買おうと思ったきっかけ

ここまで長々と書いたように魅力的なKindleですが、スマホで使用しているとやはり不満な点も出てきました。

主なものとしては、

  • 画面が小さい
  • 寝る前に読んでいるとバックライトが眩しい

という2点です。

これらの2点を解決するために、Kindle Paperwhiteの購入を検討し始めました。

購入前に考えたこと

Paperwhiteの画面は本当に"大きい"のか

今までKidnleアプリを使用していたGalaxy S4(SC-04E)の液晶が5インチ*5なので、6インチのPaperwhiteに変更すると確実に画面サイズはアップします。

とはいえ、5インチから6インチへの変更ってそんなに大差ないのでは? と思ったので、もう少し詳しく検討してみました。

スペック

まずは両機のスペックです。

Galaxy S4 Kindle Paperwhite
画面サイズ 5.0" 6.0"
画面解像度 1920x1080 1024x768
アスペクト比 16:9 4:3

パッと見た感じ、画面解像度の差が気になりますが、これはS4の画素密度が441ppiという異常な値*6になっているせいであって、Paperwhiteも212dpiという充分な画素密度を持っているため問題ないと思います*7

それよりも気になるのがアスペクト比で、S4がFullHDディスプレイを採用しているために16:9というかなり縦長な画面になっています。一方、Paperwhiteは4:3というクラシカルな比率。

何を表示するのか

僕個人の使用用途に限れば、Kindleで表示するコンテンツは大きく分けて3つあります。

  1. 小説などテキスト主体のコンテンツ
  2. B6版などの漫画(青年誌系)
  3. 新書版などの漫画(少年誌系)

これらのうち、テキスト主体のものは可変レイアウトが採用されているので、画面の縦横比に関わらず画面いっぱいに表示できます。
しかし、漫画などの画像系コンテンツは版型によって縦横比が異なってくるので、画面上に「表示に使えない領域」が発生してきます*8

そこで、その領域を除いた「実効ディスプレイサイズ」を考えることにします。

実効ディスプレイサイズの検討

各版型と端末のアスペクト比をまとめるとこんな感じ。

横:縦
漫画(B6版など) 1:1.41*9
漫画(新書版) 1:1.65*10
Paperwhite(6") 1:1.33
Galaxy S4 1:1.78

これらの値から実効ディスプレイサイズを算出すると、次のようになりました。

B6版 新書版
Paperwhite(6") 5.85"(97.5%) 5.61"(93.5%)
Galaxy S4(5") 4.23"(84.6%) 4.72"(94.4%)

()内は実ディスプレイサイズに対する実効ディスプレイサイズの割合です。

新書版を表示したときの実効ディスプレイサイズは0.89"の違いなので実際の差の1"と同じような差ですが、B6版は1.62"(≒41mm)も違います。

これだけの差があれば「Paperwhiteの画面はスマホより大きい」と言えそうだと判断しました。

Kindle paperwhiteの画面は本当に"眩しくない"のか

Paperwhiteはバックライトによる透過光ではなくフロントライトによる反射光で画面を照らしているため、液晶ディスプレイより目が疲れにくいとのことでした。

こればかりは実物を見てみないとなんとも言えなかったんですが、ネット上のレビューやSonyのReaderの実機などを見る限り、確かに液晶より目に優しそうな感じがしました。

Paperwhiteの購入

以上2点の検討を行った結果、Paperwhiteをポチりました。
PaperwhiteはWi-Fiモデルなら7980円とお手頃なのも購入に至った大きな要因です。

使用してみて感じたこと

画面の大きさには満足

心配していたディスプレイの大きさですが、思ってたよりも大きかったです。
文庫版より一回り小さいくらいの画面サイズです。

画面の眩しさも軽減

画面の眩しさはかなり軽減されました。もはや全然気にならないレベル。
寝る前のベッド読書がより一層捗ります。

e-inkディスプレイは読みやすい

Paperwhiteに採用されているe-inkディスプレイは想像以上に読みやすいです。これは嬉しい誤算。
画面更新時に明暗が反転するのも僕の場合はすぐに慣れました。

思ってたより重い

ページめくりや選択した本を開くときの動作が思っていたよりも遅いです。
ただ、我慢できないレベルではないので、バッテリーライフとのトレードオフと考えれば納得できます。

また、物理的な重量も思っていたよりは重いです。
こちらも普段は気にならないのですが、寝転がって仰向けで読んでいるときなどは「もう少し軽ければなー」と思います。

結論

以上、簡単なレビューでした。

Kindleは便利なので、スマホアプリでいいので試してみるべきだと思います*11

スマホで試用した結果、もっと便利にKindleを使いたくなったらPaperwhiteを買えばいいと思います。Paperwhiteを電子書籍専用端末として正しく割り切れる人なら、非常に良い買い物になると思います*12

*1:Kindle製品にbugが潜んでいる可能性はありますが。

*2:深夜に漫画を読んでいるときに、次巻がすぐに届く便利さはすごいです。睡眠不足必至。

*3:宅配BOX欲しい……。

*4:想像以上に怠惰ライフが捗ります。

*5:厳密には4.99インチ

*6:Macbook Pro with Retinaが220ppi。

*7:根本的な原理から違うので単純比較はできませんが。

*8:いわゆる「レターボックス」や「額縁放送」といった状態。

*9:≒1:√2の白銀比

*10:≒1:1.618の白銀比

*11:アプリは無料。コンテンツも無料のものが結構あるし、有料コンテンツも試し読みできる。

*12:逆に言うと、万能端末が欲しい人は黙ってiPad miniとか買えばいいと思う。