ネットで1,000円を確実に3,000円にする方法【実践編】
追記
12月14日にPayPalから以下のようなメールが届きました。
したがって、以下の方法はログとして残しておきますが、役に立たないようです。
元エントリ
ネットで1,000円を確実に3,000円にする方法に感化されたエントリです。
はじめに
詳しくは上記リンク先を読んで頂きたいのですが、フィリピンの物価は日本のおよそ1/3とのこと。だいたい、1000円で米が10kg買えるイメージ。 だから、1000円募金すると我々にとって3000円相当の物資として役立つよ、みたいな。
リンク先のエントリを読んで、偽善者として寄付することにしました。
なお、これは個人的に行ったことのメモです。 内容の正誤などは保証できませんし、もっと良い方法があるかもしれません。
考えたこと
寄付しようと思い、どこに寄付するか考えてみました。
その結果、「どうせ寄付するなら、現地に近い組織に寄付した方が早く役立つのではないか」と思いました。
そこで、上記エントリでも紹介されていたフィリピン赤十字(Philippine Red Cross)を寄付先に選びました。
起きた問題
フィリピン赤十字のページに貼られているPayPalへのリンクをクリックし、PayPalから500PHP*1(500フィリピン・ペソ)を支払おうとしました。
すると、日本からの支払いは出来ないというエラーが吐かれました*2。
解決方法
PayPalに普通にログインして、メニューからSend Money*3を選びます。
そして、送金先のメールアドレスとして「prc@redcross.org.ph」*4を入力し、金額を指定します。
あとは、順次手続きを進めていけば送金が完了し、送金完了メールがPayPalから送られてきます。
最後に
今まで、ネット上での寄付なんてWikipediaにちょっとしたことがあるくらいだったので、いろいろと戸惑いました。 「寄付」や「募金」の違いもよくわかってません。
そして、今回フィリピン赤十字に寄付するにあたり、いろんな団体をさくっと調べてみたのですが、怪しいと言われている団体が多すぎる気がします。
実態がどうなのかは知りませんが、このあたりの透明性確保とかどうにかならんのだろうか。
新しいKindle Paperwhiteを使ってみた。
先日発売された新しいKindle Paperwhiteを数日間使ってみた感想です。
写真が汚いのは仕様ですのでご了承ください。
新旧比較
左が新型、右が旧型です。
Paperwhiteディスプレイ
「白」
旧モデルの白が青みがかっているのに対し、新モデルの方が白は黄みがかってクリーム色っぽいです。
僕はこの色味がわりと気に入ってますが、クッキリ感を重視する人は旧モデルの方が良いかもしれません。
黒
スペック上は「212ppi 16階調グレースケール」のままで変化がないはずなんですが、グレーの階調表現が綺麗になっている気がします。
あと、漫画のセリフについている小さいルビなんかも読みやすくなっている気がします*1。
ライト
旧モデルでは内蔵ライトを最弱まで絞ってもライトがOFFにはなりませんでした。しかし、新モデルでは光量を0まで絞ることができます。
寝る前に電気を消してベッドで読書する身としては、これはかなり嬉しい改良です。
操作性
ページめくり
かなり高速化してます。
漫画などの重いコンテンツを開くと特に顕著です。
旧モデルとの最大の差異といっても良いと思います。
UI
上の画像で「ハイライト」「メモを追加」「シェア」の位置が移動しています。
他にも、設定画面などの配置が入れ替わっている箇所があります。
大した違いではありませんが、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
Page Flip
ざくっと見る分には、非常に使いやすいです。
ただ、紙の本をパラパラする感覚を期待してると肩透かしを食らうと思います。
「パラパラする」よりかなり粒度が大きく、ざくっとした感じです。
その他
内蔵フォント
旧モデルは「明朝」「ゴシック」の2フォントでしたが、新モデルはその2つに加えて「筑紫明朝」が加わりました!
まあ、大半の人にとってはどうでもいいと思います。
重量
スペック上は7gほど軽量化してるはずなんですが、新モデルの方が少しだけ重く感じます。たぶん気のせいですが。
最後に
全体的にかなり「買い」だと思います。
為替の影響(?)で旧モデルより2000円ほど値上がりしてますが、今なら1980円分のクーポンがついてきますし*2。
現時点で非常に満足度の高い商品ですが、個人的な要望をあげるとすると、
- 操作のさらなる高速化(ページめくりなど)
- ベゼルを細くして同じサイズで7インチに
って感じですかね。
ちなみに、旧モデルと区別して新モデルを指したいときはなんと呼べば良いんでしょう。
Paperwhite 2Gって書いちゃうと次の世代が出た時に困りそうなので、第2世代Kindle Paperwhiteとでも書けばいいんですかね?*3
TDD Boot Camp 横浜に行ってきました!
昨日、横浜で行われた「TCC Boot Camp 横浜」に行ってきたので、そこでの感想などを書いてみようと思います。
基調講演
やっとむさん(@yattom)による基調講演でTDDBCがスタート。
基調講演のスライドは http://www.slideshare.net/yattom/tddbc3rd にあるのですが、その中でも個人的には、
- TDDのサイクル(Red→Green→Refactoring)を小さく速く回す。
- 心の平穏のためにテストを書く。
あたりが印象に残りました。
サイクルを小さく回す
この「サイクルを小さく回す」というのはデモの中などでもかなり強調されていて、日頃、どうしてもサイクルを大きくして回しがちな自分には結構刺さりました。
サイクルを小さく保つには
- メソッドを小さくする
- 簡単なことから始める
- 一度に複数のことをしない
といったことが重要になってくるのかなと思います。
心の平穏のためのテスト
自分がTDDを始めたとき、最大のモチベーションは「開発効率」とか「良い設計」のような高い意識ではなく、ごくごく単純に「バグ怖い」でした*1。
その点、「TDDの目的は健康」「不安をテストする」というのはかなり納得がいくというか、動機に対する裏付けのようなものを得られて嬉しかったです。
昼食とグリーンバンド
基調講演後、昼食になりました。*2
昼食時にグリーンバンドの実費配布があったので買ってみました。
己を律するグリーンバンド! #TDDBC pic.twitter.com/p0OcTNQLZV
— xxxcaqui (@xxxcaqui) October 5, 2013
グリーンバンドには「acts_as_professional」と書かれています。
プロならテストを書けってことですね。
参加者の大半がこれを着けた状態で午後のペアプロに臨んでました。
ペアプログラミングによるTDD実践
午後からは言語別に別れて、ペアプロをしながらTDDを実践していきました。
僕はRubyで参加し、@m2agucさんとペアになりました。
TDD
TDD自体は「サイクルを小さく回す」という点以外は、普段自分が行っているTDDと大きな違いがなかったので、自己流のTDDもそんなに間違ってはいなかったということがわかって安心できました。
これからはサイクルを小さく保つことに注意しながらTDDを続けていこうと思います。
ペアプロ
一方、ペアプロは初めてだったので、結構緊張して臨みました。
というか、「足を引っ張ったら……」とか「どうやってコミュニケーションを取れば……」とか考えて結構怖かったんですが、やってみるとすぐに夢中になってそんなことは忘れてました*3。
ペアプロをやっていると、
- 「この部分、もう少し綺麗に書けないですかねー」「こんな感じとかどうっすか?」
- 「あ、そこはこのメソッド使えば楽ですよ」「そんなメソッドあったんですか!」
みたいなことが結構あって、カジュアルに相談できるたり知識を共有できたりするのが良かったです。
そして懇親会へ
TDDの実践後は懇親会がありました。
懇親会で行われたLTではTDDと言いつつも、徐々に各LTerの宗教(GroovyやVimなど)を布教するといった様相を呈しかなりカオスにw
#tddbc ビアバッシュ懇親会のLTがカオス過ぎて超たのしい
— YASUI Tsutomu (@yattom) October 5, 2013
あと、@joker1007さんのLTを聞いて、Vim力上げないといけないと思いました。
TDDBCのスケーラビリティについて
冒頭でも書きましたが、今回の基調講演はいつもの@t_wadaさんではなく、@yattomさんによるものでした。
僕も申し込みをしたときからちょっと気になっていたのですが、これはTDDBCのスケーラビリティを考えた結果とのことです。
- TDDをもっと広めていくためにはTDDBCをスケールさせていかないといけない。
- 基調講演を@t_wadaさんに依存している限り、TDDBCがスケールしない。
- @t_wadaさん以外にも基調講演をできる人が必要。
これは僕自身も参加前から気になっていたことで、今回の参加に至るまでの間に
- TDDBCに参加してみたい。
- しかし、近所でなかなか開催されない。
- ぐぬぬ。
という期間が結構ありました。
今回のTDDBCにしても、募集枠は追加枠も含めて全部埋まった上でキャンセル待ちが出ていましたし、Twitterを見ていると
くそう、 #tddbc 今日あったのか。参加してみたいとこのひとつ。アンテナ低いなぁ自分。
— たかはし (@bainarian) October 5, 2013
みたいなツイートもあったので、TDDBCのスケールというのは重要なんだと思いました。
じゃあ、どうするの?
TDDBCをスケールさせていくためには、TAの人数も増やさないといけないので、
「TAにしてください! 僕をこのTDDBCのTAにしてください! 」
「何故ここにいる?」
「僕は、僕は
とか言えればカッコいい(?)んですが、TAはちょっと技術的にアレなので、「懇親会のビールを買いに行く係」とか「KPTの模造紙を作る係」とかで参加させて頂けるなら参加してみたいと思います。
まとめ
ダラダラと書いてしまいましたが、
expect( 俺.acts_as_profesional? ).to be_true
expected: true value
but: false
これをGreenにしていかないとダメってことですね。
Kindle Paperwhiteを買いました。
今までスマホでKindleアプリを使って電子書籍お試しライフを送っていたのですが、ついにAmazonでKindle Paperwhiteをポチりました。
- スマホからPaperwhiteに乗り換える過程で考えたこと
- 実際にPaperwhiteを使ってみて感じたこと
などをちょっと書いてみようと思います。
そもそも、Kindleは便利なのか
結論から言うと、ものすごく便利です。
近年の電子書籍の隆盛を眺めながらも「紙の本が好き」派だったので、「イマイチだったらやめる。スマホ使えば初期投資も少ないし」という懐疑的な態度でKindleアプリを使い始めたんですが、Kindleは想像以上に便利でした。
Kindleのメリット・デメリットなんて既に語り尽くされていると思いますが、僕が感じたことを簡単に書いておきます。
メリット
Kindle Paperwhiteを買おうと思ったきっかけ
ここまで長々と書いたように魅力的なKindleですが、スマホで使用しているとやはり不満な点も出てきました。
主なものとしては、
- 画面が小さい
- 寝る前に読んでいるとバックライトが眩しい
という2点です。
これらの2点を解決するために、Kindle Paperwhiteの購入を検討し始めました。
購入前に考えたこと
Paperwhiteの画面は本当に"大きい"のか
今までKidnleアプリを使用していたGalaxy S4(SC-04E)の液晶が5インチ*5なので、6インチのPaperwhiteに変更すると確実に画面サイズはアップします。
とはいえ、5インチから6インチへの変更ってそんなに大差ないのでは? と思ったので、もう少し詳しく検討してみました。
スペック
まずは両機のスペックです。
Galaxy S4 | Kindle Paperwhite | |
画面サイズ | 5.0" | 6.0" |
画面解像度 | 1920x1080 | 1024x768 |
アスペクト比 | 16:9 | 4:3 |
パッと見た感じ、画面解像度の差が気になりますが、これはS4の画素密度が441ppiという異常な値*6になっているせいであって、Paperwhiteも212dpiという充分な画素密度を持っているため問題ないと思います*7。
それよりも気になるのがアスペクト比で、S4がFullHDディスプレイを採用しているために16:9というかなり縦長な画面になっています。一方、Paperwhiteは4:3というクラシカルな比率。
何を表示するのか
僕個人の使用用途に限れば、Kindleで表示するコンテンツは大きく分けて3つあります。
- 小説などテキスト主体のコンテンツ
- B6版などの漫画(青年誌系)
- 新書版などの漫画(少年誌系)
これらのうち、テキスト主体のものは可変レイアウトが採用されているので、画面の縦横比に関わらず画面いっぱいに表示できます。
しかし、漫画などの画像系コンテンツは版型によって縦横比が異なってくるので、画面上に「表示に使えない領域」が発生してきます*8。
そこで、その領域を除いた「実効ディスプレイサイズ」を考えることにします。
実効ディスプレイサイズの検討
各版型と端末のアスペクト比をまとめるとこんな感じ。
横:縦 | |
漫画(B6版など) | 1:1.41*9 |
漫画(新書版) | 1:1.65*10 |
Paperwhite(6") | 1:1.33 |
Galaxy S4 | 1:1.78 |
これらの値から実効ディスプレイサイズを算出すると、次のようになりました。
B6版 | 新書版 | |
Paperwhite(6") | 5.85"(97.5%) | 5.61"(93.5%) |
Galaxy S4(5") | 4.23"(84.6%) | 4.72"(94.4%) |
()内は実ディスプレイサイズに対する実効ディスプレイサイズの割合です。
新書版を表示したときの実効ディスプレイサイズは0.89"の違いなので実際の差の1"と同じような差ですが、B6版は1.62"(≒41mm)も違います。
これだけの差があれば「Paperwhiteの画面はスマホより大きい」と言えそうだと判断しました。
Kindle paperwhiteの画面は本当に"眩しくない"のか
Paperwhiteはバックライトによる透過光ではなくフロントライトによる反射光で画面を照らしているため、液晶ディスプレイより目が疲れにくいとのことでした。
こればかりは実物を見てみないとなんとも言えなかったんですが、ネット上のレビューやSonyのReaderの実機などを見る限り、確かに液晶より目に優しそうな感じがしました。
Paperwhiteの購入
以上2点の検討を行った結果、Paperwhiteをポチりました。
PaperwhiteはWi-Fiモデルなら7980円とお手頃なのも購入に至った大きな要因です。
使用してみて感じたこと
画面の大きさには満足
心配していたディスプレイの大きさですが、思ってたよりも大きかったです。
文庫版より一回り小さいくらいの画面サイズです。
画面の眩しさも軽減
画面の眩しさはかなり軽減されました。もはや全然気にならないレベル。
寝る前のベッド読書がより一層捗ります。
e-inkディスプレイは読みやすい
Paperwhiteに採用されているe-inkディスプレイは想像以上に読みやすいです。これは嬉しい誤算。
画面更新時に明暗が反転するのも僕の場合はすぐに慣れました。
思ってたより重い
ページめくりや選択した本を開くときの動作が思っていたよりも遅いです。
ただ、我慢できないレベルではないので、バッテリーライフとのトレードオフと考えれば納得できます。
また、物理的な重量も思っていたよりは重いです。
こちらも普段は気にならないのですが、寝転がって仰向けで読んでいるときなどは「もう少し軽ければなー」と思います。
結論
以上、簡単なレビューでした。
Kindleは便利なので、スマホアプリでいいので試してみるべきだと思います*11。
スマホで試用した結果、もっと便利にKindleを使いたくなったらPaperwhiteを買えばいいと思います。Paperwhiteを電子書籍専用端末として正しく割り切れる人なら、非常に良い買い物になると思います*12。
Amazon Linuxの中心でyumを叫んだけもの。
意味不明なタイトルですが、深い意味はありません。
AWSで使用できるAmazon Linuxはわりと最小構成な感じなので、必要なパッケージは自分で入れる必要があります。
個人的によく入れるのは以下のような感じ。
(随時更新していきます)
全般
GCC
$ sudo yum install -y gcc gcc-c++
Curl
$ sudo yum install -y libcurl-devel
OpenSSL
$ sudo yum install -y openssl-devel
Git
$ sudo yum install -y git
Ruby
rbenv
$ sudo yum install -y gcc git openssl-devel $ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile $ exec $SHELL -l $ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build $ rbenv install 2.0.0-p0 $ rbenv global 2.0.0-p0
Web/Appサーバ
Apache HTTP Server
$ sudo yum install -y httpd httpd-devel gcc-c++ libcurl-devel mod_ssl $ sudo /sbin/chkconfig httpd on
Phusion Passenger
$ gem install passenger $ source ~/.bash_profile $ passenger-install-apache2-module
DB
PostgreSQL$ sudo service httpd start
$ sudo yum install -y postgresql postgresql-devel postgresql-server postgresql-libs $ sudo service postgresql initdb $ sudo /sbin/chkconfig postgresql on $ sudo service postgresql start
その他
Nokogiriの依存関係
$ sudo yum install -y libxml2 libxml2-devel libxslt libxslt-devel